七代中村宗哲 少庵好 夜桜棗 鵬雲斎宗匠
2020年3月3日(火)
灯りをつけましょ ぼんぼりに〜
今日は楽しい雛祭りですね。
今般、暗い話題の多い中、本日は逸品の秀作をご案内致します。
七代中村宗哲造 少庵好 夜桜棗を入手しました。
一見しても桜はまったく見えません。
内外、黒真塗ですが200年の時代で漆が透けて「羊羹色」になってきています。
桐紋の仕服が添っています。
手に取って光を向かいから当てると、うっすらと桜が浮かび上がりました。
一旦見える角度を把握すると、良く見えます。
七代宗哲は歴代中随一と言われています。
弘化3年(1846)49歳没。名を八兵衛安一、
号は獏斎、俳号黒牡丹、五代の次男。
尾州徳川家から得玄の印を拝領して得玄宗哲という。技術入念で荘重美麗。
光格帝夕顔台子、認得斎、玄々斎好み夕顔棗、西山名所棗など、意匠も多彩となる。
底には七代宗哲の針彫があります。
二重箱の外箱には十二代尼宗哲の極め箱書きがございます。
鵬雲斎宗匠の御箱書。
作者共箱。
良い状態で伝来しています。
径7,2センチ 高7,2センチ
暗い話題を吹き飛ばす価格に設定しました。
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