波多野善蔵 萩茶碗
2019年12月1日(日)
波多野善蔵造 萩茶碗がはいりました。
胴の張ったやや大振りの碗形で、堂々としています。
向きによって茶碗の表情が変わります。
萩焼はざっくりとした焼き締まりの少ない陶土を用いた、独特の柔らかな風合いが特徴です。土が粗いため、土と釉薬(うわぐすり)の収縮率の違いによりできる表面の細かなヒビ(貫入)から水分が浸透し、器の中から表面にまでいたります。
この浸透により、使い込むほどに器の色合いがだんだんと変化し、なんとも言えない侘びた味わいを醸すようになります。この変化は「萩の七化け」と呼ばれ、萩焼の特徴的な魅力となっています。
波多野善蔵
1942年 佐賀県唐津市に生まれる
1972年 山口県美術展知事賞
1973年 日展入選(3回)
1974年 現代工芸展入選(3回)
九州・山口陶磁展第一位(2回)
山口県美術展文部大臣奨励賞
1977年 第24回日本伝統工芸展初入選
1981年 第28回日本伝統工芸展「日本工芸会奨励賞」受賞
1987年 山口県芸術文化振興奨励賞受賞
1992年 日本の陶芸100選展出品 山口県選奨を受ける
2002年 山口県指定無形文化財保持者
作者共箱。
径13,5センチ 高8,8センチ
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