古銅花入
2018年6月15日(金)
古銅花入が入りました。
龍耳で台付、口が菱になっています。
古銅(こどう)は、古代の銅器、またそれを写した銅を主体にした錫・鉛の合金で、古銅花入は花入の中で「真」の花入とされています。古銅花入で、茶道で主に用いられたのは、中国宋から明頃につくられたもののようです。
古銅花入は、日本では鎌倉時代より禅僧や随伴した商人等によりに舶載されたものが仏前供花に用いられ、室町初期には座敷飾りに用いられるようになり、室町時代には花生の主役となり、室町将軍家や大名家などの座敷で飾られた唐物花瓶が尊重され今日に伝えられています。
日本でも写し物が多く作られたようで、東山時代にはすでに唐物と和物の区別が難しくなっています。
この作品は江戸時代前期〜中期のものと思われます。
塗の箱が添っています。
高21,2センチ
価格は20万円です。
こちらで御道具の販売をしております
茶道具 小西康 WEBSHOP
茶道具 小西康 フリーダイヤル
0120−417−524
ヨイナ コニシ
この記事に対するコメント