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加藤十右衛門 志野茶碗 淡々斎宗匠

2018年2月6日(火)

 

加藤十右衛門造 志野茶碗を入手しました。

 

志野焼は、美濃焼の一種で、美濃(岐阜県)にて安土桃山時代に焼かれた白釉を使った焼物です。

 

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淡々斎宗匠のお箱書きがございます。

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口辺の歪みぐわいのバランスが絶妙です。

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志野は、長石を主な成分とする釉薬をかけた陶器です。鉄で絵を描き、その上から長石釉をかけることによって、日本で初めて焼き物に絵を焼き付けることができるようになりました。

 

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文様のはっきりしているところ、ぼんやりしているところは、釉薬の厚さによって左右されます。

 

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加藤 十右衛門  明治27年- 昭和49年

岐阜県土岐郡笠原町(現・多治見市)生まれ。八坂窯開窯。

美濃大平の陶祖加藤景豊(加藤五郎衛門景豊)の流れをくむ。

1927年には笠原町の町長を務める。

1958年に岐阜県の無形文化財保持者に認定。

美濃桃山陶芸に魅力され伝統技法をベースに、志野、黄瀬戸、織部、

美濃伊賀などを手掛けた匠。戦後の美濃陶芸再興復元に尽力。

1974年、79歳で死去。

 

作者共箱。

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径11,5センチ   高12センチ

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