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瀬戸椿手、肩衝茶入 淡々斎「落葉」

2023年10月22日(日)

 

瀬戸椿手、肩衝茶入を入手しました。

 

 

 


瀬戸椿手の茶入れです。江戸中期の作で釉薬が所々飛んで景色となっております。


 

窯内での焼成時に隣の器物と「ひっついた痕」が大きくあり、それも景色としています。

 

淡々斎宗匠の御箱書。

銘の「落葉」は 上の写真、窯内での ひっつき痕の景色からの命名と思われます。

 

 

 

口と肩に直し痕がみられます。

 

 

 

底部は板起こしとなっております。

 

仕服は四季七宝金襴です。

 

 

 

径6,6センチ   高7,7センチ


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加藤光右衛門 瀬戸茶入 鵬雲斎宗匠

2023年9月25日(月)

 

加藤光右衛門作 瀬戸茶入を入手しました。

 

 

鵬雲斎宗匠のお箱書。

 

どっしりとした良い形です。

 

肩衝の形、古瀬戸を意識して造っています。

 

 

 

 

加藤光右衛門  本名、光夫


山十窯
1937年 岐阜県生
1982年 岐阜笠原に窯を築く
美濃焼伝統工芸士、名古屋茶道工芸金鱗会会員
 
加藤十右衛門の次男として生まれる。加藤三兄弟として有名な作家です。
高校を卒業してから父親に師事。美濃伊賀、黄瀬戸、黒織部を中心に茶陶を制作しています。
中日国際展、朝日陶芸展などの公募展でも活躍、個展も数多く開催。

 

 

仕覆は二つ付いています。

 

作者共箱。

 

径6,6センチ   高7,8センチ

 

価格は99,000円です。


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膳所焼 陽炎園 岩崎新定 肩衝茶入 淡々斎

2023年8月8日(火)

 

膳所焼 陽炎園 岩崎新定作 肩衝茶入を入手しました。

 

 

淡々斎宗匠のお箱書。

 

小振りです。濃茶三人分までが適当だと思います。

 

岩崎新定・いわさき しんじょう

1913年 大正2年 岩崎健三の長男として生まれる
京都高等工芸学校陶磁器科卒
昭和60年 滋賀県伝統的工芸品指定
昭和62年 膳所焼美術館を設定
平成3年 通産省より伝統産業功労者表彰
2009年(平成21年)96歳にて逝去

 

 

 

 

笹蔓緞子の仕覆が添っています。

 

径5,4センチ   高7,6センチ

 

桐箱入、作者の共箱にはなっていません。


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亀井味楽 高取焼 撫肩茶入

2023年7月15日(土)

 

亀井味楽作 高取焼 撫肩茶入を入手しました。

 

 

 

 

仕覆が二つ、御物袋を一つ付けています。

 

やや小振りです。

 

高取焼とは黒田藩藩主・黒田長政が朝鮮出兵の際に連れ帰った陶工が焼いた焼物が始まりとされており、小堀遠州に好まれ、遠州七窯として遠州好みの茶器が多く焼かれた。

高取焼は陶土と七色の釉薬が特徴で、薄造りで綺麗さびの遠州高取の再現につとめ、昔ながらの蹴ろくろを使って登り窯で焼成している。

 

十四代 亀井味楽

昭和6年8月6日生、 祖父 十三代味楽に師事
昭和39年 第十一回日本伝統工芸展入選 (第十四代味楽襲名)
昭和52年 福岡市無形文化財工芸技術保持者認定
昭和58年 高松に於て個展、味楽窯三人展(三越本店)
平成8年 福岡市文化賞受賞
平成11年 福岡市教育文化表彰 国卓越技能章(現代の名工)
平成13年 黄綬褒章受賞

◇日本文化振興会名誉会員 日本工芸会正会員 福岡市無形文化財工芸技術保持者 米国センチュリー大学芸術学博士 福岡県美術協会委員福岡文化連盟理事 陶芸教室各講師 朝日カルチャー陶芸教室  日本陶磁協会博多支部支部長 

 

 

綺麗な状態で伝来しています。

 

作者共箱。

 

塗の外箱が付いています。

 

径5,5センチ   高7,0センチ

 


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上田直方 信楽茶入 即中斎

2023年7月9日(日)

 

四代上田直方作 信楽茶入を入手しました。

 

肩衝の形です。

 

即中斎宗匠のお箱書。銘「山路」

 

即中斎

茶道表千家の家元、13代千宗左は京都府生まれ。12代醒斎千宗左の次男。即中斎。幼名は覚二郎、号に無尽・清友軒。慶應義塾大学文学部及び京都帝国大学史学選科卒。1936年、兄・不言斎が急逝、1937年、父・惺斎の死去のため、表千家13代家元を継ぐ。1949年、財団法人不審庵を設立。1973年、京都市文化功労者。

 

 

信楽焼は、滋賀県甲賀市信楽の良質な陶土を用いた陶器です。 土の質感や風合いを、そのまま活かし素朴でありながら自然の力強さを感じることができるのが大きな特徴です。 絵付けの作品は比較的少なく、古来の方法では色つやを出す釉薬を使用せずに焼き締めて美しいフォルムを作り出します。

 

 

 

 

「直方」の印を押しています。

 

仕覆は荒磯裂。

 

径6センチ   高7,5センチ

 

共箱にはなっていません。

 

価格は9万円です。


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松坂万古焼 松古窯 佐久間勝山 米市手茶入

2023年2月18日(土)

 

松古窯 佐久間勝山造 米市手茶入を入手しました。

 

米市手(よねいちで)
瀬戸茶入の手分けの一。破風窯(瀬戸茶入の窯分けの一、四代藤四郎政連の作と伝えられる茶入を称する)
本歌「米市」。
胴〆の俵型で、腰に轆轤目が見られ、畳付は本糸切あるいは輪糸切である。
米市手には、米市、布引、戸灘瀬、箕面、時雨などがある。

 

 

佐久間勝山は三重県松阪市で生まれ、万古焼窯元「松古窯」の4代目として、仁清・乾山写、阿蘭陀写、御本、伊羅保、唐津、信楽、伊賀など広い作域で多くの茶陶を制作しています。
万古焼とは萬古焼とも表記され、伊勢桑名の豪商沼波弄山(ぬなみろうざん)が元文年間に別宅があった朝日町小向に窯を築き、御庭焼として始めたものが最初とされており、松古窯はその流れを汲み、初代・信春が安政年間に開窯した伝統と歴史を持つ窯元です。

先代である佐久間芳隣の長男として生まれ、幼い頃から作陶の手ほどきを受けており、表千家13代・即中斎宗匠の御用を承っています。
また、裏千家14代淡々斎宗匠より松菱の松古印を賜るなど、茶人たちからも愛される茶陶を制作しており、書付のある作品もございます。

 

 

佐久間勝山
1906年 三重県松阪市生まれ。
1947年 即中斎宗匠の御用を承る。
1966年 東京日本橋三越にて個展開催。
1971年 帝国ホテル特別サロンにて個展。
1987年 京都高島屋にて傘寿記念茶陶展開催。
1998年 逝去。

 

 

雨龍間道の仕覆が添っています。

 

作者共箱。

 

径6,8センチ   高7,7センチ


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上田直方 信楽茶入

2022年7月14日(木)

 

上田直方造 信楽茶入を入手しました。

 

 

滋賀県の信楽は、良質の陶土がふんだんに採取でき、古くから陶器の里として栄えた地です。信楽焼の特徴は、作品の色合い。華美な彩色はいっさいなく、無骨なまでに簡素な土色です。

 

 

高温で焼くことによりできた焦げ目が合わさって、素朴だが温かみのある風合いが生まれます。そんなわびさびの趣が多くの茶人に愛されてきました。

 

 

 

 

五代上田直方  昭和2生 
四代直方の子として生まれ地元の学校を卒業後、京都国立陶磁器試験場を経て昭和21より父の工房にて作陶を開始。
朝日陶芸展、日本伝統工芸展などに入選を重ね日本工芸会正会員に就任、また度々父四代との父子展なども開催。


51年に前年の父の死去に伴い五代上田直方を襲名、以降、襲名記念展を関西の百貨店を中心に巡回、平成3年には滋賀県重要無形文化財に認定、7年に滋賀県文化賞を受賞。
父の薫陶からの作風を継承しつつも独自にビードロ釉を研究、父よりもさらに斬新な作粋を示し現代信楽茶陶の第一人者として評価は高い。

 

 

「信楽 直方造」の彫がございます。

 

仕覆が二つ添っています。

 

作者共箱。

 

径7,3センチ   高8,5センチ

 

価格は44,000円です。


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膳所焼陽炎園 岩崎新定 槍の鞘茶入 鵬雲斎宗匠

2021年5月28日(金)

 

膳所焼 陽炎園 岩崎新定造 「槍の鞘写」茶入れを入手しました。

 

鵬雲斎宗匠のお書付がございます。

 

 

鵬雲斎宗匠のお箱書。

(裏千家 前家元 十五代鵬雲斎宗室 現,玄室汎叟大宗匠)

 

槍の鞘茶入とは

大名物。古瀬戸肩衝茶入。
形が細長く槍の鞘のようなのでこの名を付けたのでしょう。
「名物目利間書」には「太閤銘」、

雲州松平家本「茶入名物記」には「利休銘」とあります。


一説に明智光春が坂本城で最期の時、この茶入を槍の鞘にかけて秀吉の軍に渡したのでこの銘かおるといいますが、おそらく後人の付会であるでしょう。

 

 

膳所焼とは、
滋賀県大津市にて焼かれる陶器。茶陶として名高く、遠州七窯の一つに数えられる。黒味を帯びた鉄釉が特色で、素朴でありながら繊細な意匠は遠州が掲げた「きれいさび」の精神が息づいている。

 

 

 

 

岩崎新定(いわさき しんじょう)
1913年 滋賀県生まれ
遠州七窯の膳所(ぜぜ)焼を再興させた陶芸家・岩崎健三の長男
京都高等工芸学校陶磁器科を卒業
1985年 滋賀県文化賞を受賞
滋賀県伝統的工芸品に指定
1987年 膳所焼美術館を設立
1991年 通産省より伝統産業功労者表彰
2009年 10月26日逝去

 

 

 

 

利休梅緞子の仕服が添っています。

 

作者共箱。

 

径6センチ   高10,5センチ

 

価格は4万円です。

 


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上田直方 信楽茶入 

2021年5月24日(月)

 

上田直方造 信楽茶入を入手しました。

 

 

荒磯緞子の仕服が添っています。

 

 

 

滋賀県の信楽は、良質の陶土がふんだんに採取でき、古くから陶器の里として栄えた地です。信楽焼の特徴は、作品の色合い。華美な彩色はいっさいなく、無骨なまでに簡素な土色です。

 

 

高温で焼くことによりできた焦げ目が合わさって、素朴だが温かみのある風合いが生まれます。そんなわびさびの趣が多くの茶人に愛されてきました。

 

 

大振りでしっかりとしていて風格を感じます。

 

 

五代上田直方 1927 昭和2生 
4代直方の子として生まれ地元の学校を卒業後、京都国立陶磁器試験場を経て昭和21より父の工房にて作陶を開始。
朝日陶芸展、日本伝統工芸展などに入選を重ね日本工芸会正会員に就任、また度々父4代との父子展なども開催。


51年に前年の父の死去に伴い5代上田直方を襲名、以降、襲名記念展を関西の百貨店を中心に巡回、現在は子息(次期直方)上田光春氏と共に個展中心に活躍し平成3年には滋賀県重要無形文化財に認定、7年に滋賀県文化賞を受賞。
父の薫陶からの作風を継承しつつも独自にビードロ釉を研究、父よりもさらに斬新な作粋を示し現代信楽茶陶の第一人者として評価は高い。

 

 

 

 

作者共箱。

 

径7,1センチ   高8,6センチ

 

 

 

 

 

 

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吉田萩苑 萩茶入

2021年3月20日(土)

 

吉田萩苑造 萩茶入を入手しました。

 

 

吉田萩苑(よしだしゅうえん)昭和15年、萩市生まれ。

十五才より十代三輪休雪に入門し修行。のち天鵬山窯の開設に際し招かれ技術指導。昭和43年萩市玉江に玉隆窯を開設。

 

 

純白に近い白萩釉が特徴の茶入れです。

 

 

これは休雪白(きゅうせつじろ)とも呼ばれる藁灰釉で、長石単味の志野釉に近い真っ白な釉調となります。

 

 

藁灰が主体の釉薬として純白度が高く、琵琶色の胎土に雪のように厚がけされた釉調は、独特の雰囲気があります。

 

 

 

 

内外綺麗な状態です。

 

 

間道の仕服が添っています。

 

作者共箱。

 

 

径6,4センチ   高8,0センチ

 

価格は9,500円です。



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