奥平了保 七宝紋蓋 皆口間鍋
2023年12月31日(日)
奥平了保作 七宝紋蓋 皆口間鍋を入手しました。(皆口とは広口の事だと思います)
奥平了保は、江戸時代後期の京都三条釜座の釜師です。
大西家十代浄雪の弟で、姓は奥平 名を定行、通称は佐兵衛、了保と号します。
奥平了保は、近世における随一の名人と評され、刷毛目を得意とします。共箱は「奥平」の印を用いています。嘉永五年(1852)歿します。
蓋全体に七宝の地紋、遠州の好みと伝わっています。
小振りの大きさです。
手は鉄の板を曲げて造っています、透かしも施しています。
底が痛んでいたので、この度修理をして漏れの心配はなくなりました。
張り紙に「遠州好 七宝 了保」としています。
作者共箱。
径16,3×12,4センチ 高12,3センチ
価格は6万円です。
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